自分で認知行動療法・・・過敏性腸症候群 その1
couching-of-pain先生のエクスポージャー(曝露)を読んで、私の体験を思い出しました。
小学生のころから、外出するとなると「下痢止め」を飲まなくてはいけなかった私。立ちくらみや時々微熱、頭痛などの自律神経症状があったのですが、そのくらいで病院にかかることはありませんでした。
高校生の頃には、大好きな本屋さん、スーパーマーケット、月曜日の5時間目の授業中、など特定の状況や場所などで、腹痛と下痢の症状が出現するようになりました。
でも、体は元気そのもので、自転車をこいで30分の道のりを毎日通っていました。
「おなかが弱い」ということは感じていましたが、だれも(自分も親も、教師も)そのために何か治療が必要だとは思いませんでした。
高校を卒業して看護学校に入った私。
学校は奈良県にあり、初めての寮生活でしたが、近くの本屋さんには客用トイレがなかったこと以外特に不自由を感じることもなく過ごしていました。
あのとき、私鉄電車の京都行急行に乗るまでは。
友人たちと京都に遊びに行った帰り道。
急行電車で終点まで乗り換えなしで1時間。京都のお寺や百貨店でたくさん遊んで、寮の門限午後9時45分の間に合うように、電車に乗っていました。
その時、だんだんおなかが痛くなってきました。
電車の外は真っ暗。1時間に1本の電車。友人たちと一緒。
急行なので止まる駅は限られています。
おなかきゅるきゅる。胸はドキドキ。
一駅、一駅、目指す駅は近づいてきますが、手には汗。立っているのがつらい。
顔にかかる風が冷たく感じるのは冷や汗のせい。
我慢の限界に近づき、友人に打ち明けて、次の駅で降りることにしました。
門限があります。
電車が、次に来るまでどのくらいかかるのか。
知らない駅に降りる不安。
一緒に降りてくれる友人に対しての申し訳ない気持ち。
色々なことが頭を駆け巡り、でも、おなかは許してくれません。仕方なく、次の駅で降りてトイレに駆け込みました。
ラッキーなことに、次の電車も意外と早く来てくれて、乗り換えがありましたが寮の門限には間に合いました。
しかしそれ以降、駅に行くたびに、あるいはこれから出かけようという度に、
おなかを壊してトイレに通うことになってしまったのです。
行動療法は、次回に。
小学生のころから、外出するとなると「下痢止め」を飲まなくてはいけなかった私。立ちくらみや時々微熱、頭痛などの自律神経症状があったのですが、そのくらいで病院にかかることはありませんでした。
高校生の頃には、大好きな本屋さん、スーパーマーケット、月曜日の5時間目の授業中、など特定の状況や場所などで、腹痛と下痢の症状が出現するようになりました。
でも、体は元気そのもので、自転車をこいで30分の道のりを毎日通っていました。
「おなかが弱い」ということは感じていましたが、だれも(自分も親も、教師も)そのために何か治療が必要だとは思いませんでした。
高校を卒業して看護学校に入った私。
学校は奈良県にあり、初めての寮生活でしたが、近くの本屋さんには客用トイレがなかったこと以外特に不自由を感じることもなく過ごしていました。
あのとき、私鉄電車の京都行急行に乗るまでは。
友人たちと京都に遊びに行った帰り道。
急行電車で終点まで乗り換えなしで1時間。京都のお寺や百貨店でたくさん遊んで、寮の門限午後9時45分の間に合うように、電車に乗っていました。
その時、だんだんおなかが痛くなってきました。
電車の外は真っ暗。1時間に1本の電車。友人たちと一緒。
急行なので止まる駅は限られています。
おなかきゅるきゅる。胸はドキドキ。
一駅、一駅、目指す駅は近づいてきますが、手には汗。立っているのがつらい。
顔にかかる風が冷たく感じるのは冷や汗のせい。
我慢の限界に近づき、友人に打ち明けて、次の駅で降りることにしました。
門限があります。
電車が、次に来るまでどのくらいかかるのか。
知らない駅に降りる不安。
一緒に降りてくれる友人に対しての申し訳ない気持ち。
色々なことが頭を駆け巡り、でも、おなかは許してくれません。仕方なく、次の駅で降りてトイレに駆け込みました。
ラッキーなことに、次の電車も意外と早く来てくれて、乗り換えがありましたが寮の門限には間に合いました。
しかしそれ以降、駅に行くたびに、あるいはこれから出かけようという度に、
おなかを壊してトイレに通うことになってしまったのです。
行動療法は、次回に。
by syaruruk
| 2011-01-28 09:52
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by syaruruk
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